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京のお寺に会津の漆器がやってきた
〜めぐる漆のものがたり・其の壱〜

上質な漆器の名産地である福島県会津の会津塗。

会津塗の歴史は古く縄文にまで遡るとも言われますが、会津塗産業が本格的に栄えたのは、利休七哲にも数えられ京で活躍した蒲生氏郷が会津藩主となり、漆技術の推進と保護を進めたからでした。

京都と会津は縁深き土地であり、漆もまた京の都と会津を繋いでいます。

江戸時代後期に活躍した天才蒔絵師・柴田是真の襖絵をはじめとして、漆に縁のある大雄院。寺庭が会津出身という縁から、この度、会津の山々からの恵みより生まれる素材を、会津塗の地が長い時間をかけ育んだ職人たちの技術で形にし、美しさ、使いやすさに加えて五感で触れる心地よさを提唱する漆器「めぐる」を迎えて、漆の魅力や長い物語を発見できる様々なイベントを行います。

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「めぐる」展示・受注会

[日 時]

2024年5月24日(金)〜26日(日) 

10:00〜17:00(入場受付は16:30まで)

[会 場]

臨済宗大本山妙心寺 大雄院​​ 客殿

 

会津漆器「めぐる」の展示会を行います(一部予約販売)。

めぐる代表の貝沼が在廊します。上記の時間で入退場自由です。

三つ組椀の他、めぐるの匙や箸のカトラリー類、大小の皿、折敷、酒器などが並びます。

​「めぐる」とは

会津漆器「めぐる」は、生い立ちの分かる国産の漆とトチの木を使い、会津の職人たちが確かな技法で製作しているブランドです。

<水平><日月>と名付けられた2種類の三つ組椀は、飯椀・汁椀・菜盛り椀として、日本人の食の基本に寄り添います。収納時には入れ子になり、禅の修行に用いられる「応量器(おうりょうき)」にヒントを得ました。命の重さ、心の深さ、天地への感謝を学ぶという、その精神を引き続いだ器です。

 

※三つ組椀は通常年一回の予約生産(冬期に受注)となりますが、特別にこの会場限定で追加受注を行います。

(なお、アニバーサリー割引対象外期間となります。了承ください。)

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​ 一汁一菜ごはんのすすめ 

お出汁とお椀の会

-樂膳柿沼×漆器めぐる×大雄院-

※要予約※

​小学生以上参加可/小人料金の設定はありません

 

[日 時]

2024年5月24日(金)・25日(土) 

11:00〜14:00

 

[定 員] 各日 15名

[​参加費] 5,500円 / 人

神宮丸太町「樂膳柿沼」の柿沼料理長をお迎えし、お出汁の引き方講座を交えた、漆器「めぐる」でいただく一汁一菜料理をご提供します。めぐる代表の貝沼による楽しく学べる漆器入門講座や柿沼料理長とのクロストークもお楽しみいただきます。

漆ワークショップ
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​ 漆ワークショップ 

漆塗りの竹とんぼに金箔を貼ろう

-漆の双葉に願いを託して-

※要予約※

[対 象]小学生以上〜

(小学生は保護者同伴でお願いいたします)

[日 時]

2024年5月26日(日) 

10:00〜12:00

[定 員] 15名

[参加費] 4,000円 / 人

漆塗りの竹とんぼに、砂子蒔き技法を用いて金箔を貼って模様をつけ、世界に一つ だけのオリジナル竹とんぼを作ります。漆クイズの紙芝居であなたも漆博士になれるかも!?

※ワークショップでは本漆を使用します。手袋を用意いたしますが、稀にかぶれる場合がございます。ご了承の上お申し込みください。

[持ち物]

長袖の上着、長ズボン、エプロンなど、肌を覆うことができる作業着にして良い服。

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 講師プロフィール 

木漆工芸作家

京都市立芸術大学 漆工 准教授

 

大矢一成(おおやかずなり)先生

「樹の一生」をテーマに、木と漆を用いて作品を制作しています。作品を通じて、風土と文化、教育、環境に関わる活動をしています。

 ▼体験イベントのお申し込みはこちらから▼

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